コロナ倒産その前に 中小企業の事業再生
コロナ融資によって債務比率が非常に高まっております。財務基盤はさらに脆弱になっている企業も多くあります。
この状態でコロナ融資の返済がかなりの企業でスタートしています。
そのような中、中小企業の事業再生に関するガイドラインが令和4年3月に公表されました。
法律ではありませんが、中小企業・金融機関などが自発的に尊重することを期待されています。
ちなみに事務局は全国銀行協会です。
内容はリンクからご覧ください。
https://www.zenginkyo.or.jp/news/2022/n030401/
要するに
ご覧いただくと分かると思いますが、5年以内に債務超過状態を脱し、3年に以内に経常黒字が出る、債務償還年数が10年以内の状態に数字に落とし込んだ現実的プランを実行できる体制を作り、実行する事が必要になります。
小規模事業者の場合、財務内容に特段問題がなく、3年連続営業キャッシュフローがプラスになる状態です。
いずれにせよ大変な事です。
本当に窮地になるその前の対策
まだ大丈夫というその段階で放置しておくと、そのままズルズルと行きます。
少し精神的な余裕があるうちに、財務面はもちろん管理体制を含めた根本的な原因の特定し、修正して、残された強みを活かして切り拓いていく事になります。
大切なのは自助努力
ダイエットで、すぐに痩せられる、リバウンドしない
という謳い文句がありますが、結局のところ、カロリー制限して筋トレをするなどして、努力するしかないと思います。
ただ、一人ではやはり難しいです。
必要なのはサポーター
人間は生存本能として現状を変更する事を嫌うようにインプットされていると何かの書籍で読みました。
誰かに見られている、応援されているからこそ継続できると思います。
しかしながら、応援しているだけでは何ともなりません。
経営環境、組織、管理体制、財務、営業など丹念に良い所・悪い所を振り分けて、改善策を出したうえで応援する必要があります。
改善策を提示したうえで応援させて頂きますので、是非、お問い合わせください。