痔と事業再生
興味を惹きつけたくて付けたタイトルというわけではありません。
痔と事業再生は似ています。
債務超過の会社の売却のご相談を受けた際に考えた事です。
共通点
痔は
- 病院に行く必要性は知っているし、感じている
- 知られたくない、診られたくない
- どこに行くべきか分からない
きっと耐えられなくなり、ついに受診という感じかと思います。
事業再生が必要な企業は
- 何かを変える必要性は知っているし、感じている
- 知られたくない、言われたくない
- どこに行くべきか分からない
と心理的なハードルが行動をストップさせて事態を悪化させていると思います。
きっと顧問税理士は「原価率を下げられませんか?」など色々と言い続けていると思います。
それも必要なレベル感で経営改善は実行されず、いよいよ倒産と言う時に
- 顧問に相談
- 銀行に相談(銀行から相談)
- 現実を知る
- SWOT分析
- 事業計画を立てる
- 人員削減の必要性は分かっている(しない)
- M&A
とやっと行動に移します。
この時点では、非常に悪い状況(財務、人員の高齢化、設備投資していない等々)になっています。
やむを得ず人員削減となったときは、人員削減の対象者が高齢化している事も多く再就職先がみつかりにくい状況です。
とるべき行動
痔であるなら病院に行きます。
事業再生やM&Aでは、誰に相談に行くべきでしょうか?
事前準備なしに金融機関へ相談は止めましょう。
我田引水のようになってしまいますが、なるべく税理士に相談頂いた方が良いです。
先立つものがありません
ご安心ください。国の認定を受けている税理士であれば、中小企業庁の補助を使って計画を策定する方法があります。実質負担10万円です。
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/saisei/04.html
私は国の認定を受けておりますので、是非ご相談ください。
もちろん守秘義務があります
守秘義務もありますので、その点についてもご安心ください。