【経験談】自らの資金でM&Aをした経験もございます
(私個人の経験談です)
自らの資金でM&Aをした経験もございます。(既に売却済み。)
–事業譲渡(事業譲受)
当時Google検索の激戦業種で2位になっていたマッチング事業と出会い事業譲渡(事業譲受)を実行しました。
かなり特殊な状況で債権者の方も交えての交渉となりましたが、 資料は皆無に等しい状況でした。会社の帳簿もどこまで信用していいのか不明ですし、資料も完全には揃えられていません。どんなに資料を見た所で心配事は増えるばかりです。
株主のみならず債権者や色々な方が登場し、興奮しながら交渉場所を後にした事を覚えています。
そのような状況ですので、帰り道に本当に大丈夫だろうかと何度も考えました。
買う側の心境としては、相手側がどんなに安心させようとしても不安材料がさらに不安を生みます。
検索上位である事実と価格を考慮し、株式譲渡はリスクがあるため、事業譲渡による購入を選択しました。
嘘は絶対ダメです。ネガティブな情報は早く出しましょう。
-株式購入
事業譲渡により譲り受けた事業を強化するため、親和性の高い許認可を持つ法人を買収しました。 打って変わってシンプルな状況でしたので、あまり気苦労はありませんでした。 気苦労は少ないと言っても株式譲渡でしたので、当然デューデリジェンス等の私の労力は必要でした。
その後、事務所移転をし、許認可の変更申請を自ら行い、 事業スタートを致しました。
−再び事業譲渡
Google検索が上位であったこともあり、中堅の同業他社からご連絡を頂き数年後に事業譲渡を致しました。
−税務アドバイスだけでない経験
買収後に事業を再開した時点では、お客様からのお問い合わせ未対応がかなりの数になっていたため、再開時にはお叱りを受けっぱなしでした。どのように事業を統合するか、何が起きるのかを事前に想定し、スケジュールを組む必要があります。
−弊所に限らずアドバイザーがいた方が良い理由
自分自身で買収した案件を除けば、過去に売主アドバイザーがいない案件がありました。私は買主側のアドバイザーで参加しました。
税務調査より広範な大量の質問に回答し、資料準備をしながら、
判断の難しい 相手側の金額その他の諸条件を判断しなければならず、
相当にご苦労されているご様子でした。
どんな状況でも、可能な限りアドバイザーはいた方が良いと思います。
弊所へご依頼頂く事によって、売り手・買い手の事前準備から事後手続きまでお手伝いをさせて頂く事が可能です。
「ご相談内容」に敷居は設けておりません。
経営者の皆様が抱えられているお悩みに、耳を傾けることから始まります。
「まずは話だけでも聞いてもらいたい」といった軽い気持ちで構いません、お話ください。
M&Aが適切でない場合には、M&A以外の選択肢をおすすめすることもございます。
会計事務所様・各士業の先生方のご依頼やご相談も承っております。