事業承継補助金 専門家活用型
事業承継補助金 専門家活用型の公募要領が出ました。M&Aの着手金や成功報酬の補助対象経費については、委託費という区分になっています。その中には次のような記載があります。
委託先の選定に当たっては、原則として2 者以上から見積をとることが必須となり、相見積の中で最低価格を提示した者を選定してください。
1 件50 万円未満の場合においても、原則として相見積を取得することが必須となります。
しかも、次のような記載もあります。
1 社から複数業務の見積を取得する際は、各費用形態別の金額がわかる見積にする必要があります(例:成功報酬X 円、価値算定費用X 円、デューデリジェンス費用X 円)。
複数の費用形態を合計した見積金額のみの場合については、同条件の見積が無いと相見積未取得と判断されますのでご注意ください(例:成功報酬、価値算定費用、デューデリジェンス費用、合計X 円)。
事業承継補助金 相見積もり不要な場合もあります。
これは大変だと思いましたが、相見積もり取得が不要な条件というのもあります。
条件①:補助対象経費において、選定先以外の2 者以上に見積を依頼したが、全ての専門家・業者から見積を作成できないと断られた。
条件②:FA・仲介費用において、専門家費用がレーマン表により算出された金額以下
実際にはさらに細かい要件があります。
特に①は何とも言えないことが起きそうな予感です。不正行為は厳正に対処するとありますので、当たり前のことながら、変な方向に走らないようにしましょう。不明点もあるので、きっとアップデートされていくと思います。